Windows 10 Windows Search

Windows 10 Windows Search

Windows 10 のWindows Searchとは、Windows Vista以降に搭載されたWindows向けのデスクトップ検索機能です。
さらにデスクトップ検索機能とは、パソコン内のアプリケーション・ファイル・アプリケーション関連ファイル、テキストファイル・メール・チャットなどのテキストを対象に全文検索、Web検索などができる機能です。
パソコン内の膨大な蓄積データの中から、あやふやなキーワードで対象のファイルを検索できるため、検索や整理を行う際に利用されます。

デスクトップ検索機能はテキストの全文検索を多用するヘビーユーザーに有益な一方で、高速な検索を実現するためのインデックスを作成するためにCPUとメモリを大きく消費するため、デスクトップ検索機能をほとんど利用しないユーザーにとっては他のアプリケーションの実行時にパソコンが遅くなる悪要因とも言えます。

今回は、デスクトップ検索機能をほとんど利用しないユーザーにWindows Search の停止もしくは一部のみ対象とする方法をご紹介します。

 

Windows Search を単純停止するとどうなる?

Windows Search を単純停止すると、全文検索はもちろんファイル検索もできなくなってしまいます。
詳しくはWindows 10 Windows Search を無効にするとどうなるかを参照してください。

 

Windows Search の3つの設定

細かく分けるともっと多様な設定も出来ると思いますが、概ね3つの設定に分けることができます。

単純に停止
全文検索はもちろん要らないけど、ファイル検索も要らないと言うユーザーは単純にWindows Search を停止することができます。

ファイル検索のみ実施
ファイル検索のみは残して欲したいユーザーは「インデックスのオプション」でファイル名や更新日時などのファイルのプロパティ情報のみをインデックスとして作成するようにします。

一部のフォルダーのみテキスト全文検索実施
一部のフォルダー(メール)のみテキスト全文検索をしたいユーザーは「インデックスのオプション」インデックスを作成する場所を変更します。

ただし、ファイル検索のみ実施と一部のフォルダーのみテキスト全文検索実施の2つを組み合わせられるような仕組みになっていないので、どちらか一方を選択することになります。
通常の稼働ももちろんできますが、設定には数えませんでした。

 

Windows Searchのインデックス機能

Windows Search はパソコン内の膨大な蓄積データの中から、あやふやなキーワードで対象のファイル検索やテキスト全文検索を行うために、「インデックスのオプション」画面でどの種類のファイルにどのような処理を行うか設定してあります。

「インデックスのオプション」は、以下の所から起動できます。

 

「インデックスのオプション」以下のようになっています。
[変更]はインデックスを作成するフォルダーを設定します。
[詳細設定]は再構築の実施やファイルの種類による処理タイプの設定を行います。

また下のPCでは、57,584個のインデックスが作成されています。

 

[変更]はインデックスを作成するフォルダーを設定します。
必要なフォルダーのみチェックを入れることで対象ファイルを減らし、PCへの負荷を減らすことができます。

 

[詳細設定]は再構築の実施やファイルの種類による処理タイプの設定を行います。
「インデックの設定」タブでは、インデクスを削除して再作成(再構築)を行うことができます。

「ファイルの種類」タブでは、拡張子ごとにフィルターを設定します。
フィルターには、「プロパティのみのインデクスを作成する」か「プロパティとファイルのコンテンツのインデクスを作成する」を設定することができます。

「プロパティのみインデックスを作成する」
ファイル名や更新日時などの、ファイルのプロパティ情報のみをインデックスとして作成します。

「プロパティとファイルのコンテンツのインデックスを作成する」
ファイルにテキストデータが含まれる場合、ファイルのプロパティ情報に加え、ファイル内のテキストデータも含めてインデックスを作成します。

 

Windows Search を停止するように設定するには

Windows Search を停止するように設定するには、下のサービス画面を開きます。
「コンピュータの管理」を開くには『Windows 10 「コンピュータの管理」画面を開くには』を参照してください。

 

次に「 Windows Search 」を一覧の中から探し出し、「プロパティ」を表示させます。
「プロパティ」表示はダブルクリックするかコンテキストメニューを表示させ「プロパティ」をクリックします。

 

次に「スタートアップの種類」を[無効]にし、[OK]をクリックします。

次回起動から Windows Search は停止状態になります。
以上で、Windows Search を停止するように設定できます。

 

Windows Search をファイル検索のみ実施するには

こちらは私も簡単なテストでしか実施したことが無いので理論的にはできるという代物です。
自己責任で実施してください。

まず、「インデックスのオプション」を開き、[詳細設定]から「詳細オプション」画面を開きます。

 

次に全てのフィルターに対して、[プロパティのみインデックスを作成する]に設定してOKをクリックします。
上の図にはファイルプロパティのフィルターしか表示されていませんが、いくつかフィルターがあります。
さっと確認したところでも
・プレーンテキストフィルター
・app Content filter
・HTMLフィルター
・XMLフィルター
・Microsoft Office のフィルター
・Office Open XML Format Word Filter
・Office Open XML Format Excel Filter
・XML Paper Specification フィルター
・MINE フィルター
・Office Outlook MSG IFilter
・Open Document Format ODP Filter
・Microsoft OneNote Filter
・Office Open XML Format PowerPoint Filter
・Setting Content Filter
・Microsoft Office Visio Filter
・Zip Filter
と有りました。これらのフィルターをチェックして[プロパティのみインデックスを作成する]に設定します。

 

念のためインデックスの再構築を行っても良いのですが、時間も掛かってしまうので、自動で再構築されるのを待つか検討してください。

 

 

Windows Search を一部のフォルダーのみテキスト全文検索実施するには

Windows Search を一部のフォルダーのみテキスト全文検索実施するには、「インデックスのオプション」を開き、[変更]から「インデックスが作成された場所」画面を開きます。
ここで例えば、Internet Explorer 履歴、Microsoft Office Outlook、ユーザーファルダーを全て外したい場合は
まず、Internet Explorer 履歴、Microsoft Office Outlookのチェックを外します。
その後ローカルディスク(C:)を展開します

 

ローカルディスク(C:)のチェックが現れるのでチェックを外します。
[OK]をクリックします。

[OK]をクリックするとインデックの再構築が行われます。

 

「インデックのオプション」画面でインデクスを作成する対象がスタートメニューだけになっていると思います。
但し今までの環境の差異もあるかもしれないので、設定が正しくできたか自分で確認してください。

 

まとめ

「 Windows 10 Windows Search 」がPCへ負荷をかけている場合の対処方法を紹介しました。
PCの使い方、PCの性能に合わせてより良い設定ができることを願っています。

以上で「 Windows 10 Windows Search 」についてでした。

 

Windows 10 「コンピュータの管理」画面を開くには

Windows 10 「コンピュータの管理」画面を開くには

Windows 10 で「コンピュータの管理」画面を開くには、以下の手順で開きます。
私も良く使うわけでないので、忘れてしまう時のための備忘録として残しておきます。

1.エクスプローラを開きます
2.作業中のPCのトップ(下の場合はPC)のコンテキストメニューを開きます
3.コンテキストメニューの[管理]をクリックします

 

「コンピュータの管理」画面が開きます。

 

以上、『Windows 10 「コンピュータの管理」画面を開くには』の紹介でした。

Windows 10 Windows Search を無効にするとどうなるか

Windows10でWindows Searchを無効にするとどうなるか

Windows 10 のWindows Searchとは、Windows Vista以降に搭載されたWindows向けのデスクトップ検索機能です。

さらにデスクトップ検索機能とは、パソコン内のアプリケーション・ファイル・アプリケーション関連ファイル、テキストファイル・メール・チャットなどのテキストを対象に全文検索、Web検索などができる機能です。

デスクトップ検索機能は高速な検索を実現するためにインデックスを作成します。
インデックス作成にはCPUやメモリを消費します。
基本的にCPUが休止中に処理を行いますは、ユーザーがPCを使用する際にすぐにインデックス作成作業を中断できずにパソコンが遅くなる要因となっています。

デスクトップ検索をよく使うユーザーであれば、高速なCPU,高速なSSD,大容量のメモリを備えたPCを使っており、また夜中にメンテナンスモードで稼働していても苦にならない環境にあると思います。
一方で一般的なユーザーはデスクトップ検索の機能を十分に享受できる使用法をしないことと、必要な時だけPCを立ち上げるため、インデックス作成作業がPC利用時と重なることにもなります。

よって、一般的なユーザーでデスクトップ検索を行わないのであれば、Windows Searchを無効にしたい気持ちが出ると思います。

しかし、単純にWindows Search を無効化して起動させないようにするとどうなるのでしょうか?
PCが変な状態になって困った状態になるのでしょうか?

そこで、単純にWindows Search を無効にするとどうなるか確かめてみました。
ちなみに、なぜ確かめようかと思ったのか。。。「Windows Search 無効」で検索すると、過去のWeb記事ではアプリケーション検索も連動してできなくなると記述があり、「おや?そうなの?」と思ったためです。

 

Windows Searchを無効にすると

細かな点でいくつか差異が出ました。
詳細は下の調査結果を一読ください。

大きな差異は、2つでした。
・ファイルが検索対象にならない。(検索結果が表示されない)
 ただし、「エクスプローラで検索」が表示される。
・テキストの全文検索がされない。

インデックスを作成する作業を止めることでどの程度PCの負荷が減るのかは使用度によって異なるし、計測方法も思いつかないので計測はしていません。体感できるほど負荷がなくなれば停止させた甲斐が有るのですが、どうでしょうか?

ちなみに Windows Search を無効にしても仕様が変わったのか、アプリケーション検索は正常に動作しました。

 

確認のためにファイル作成

確認のためにpmemo20180830.txt, test.txt ファイルを作成しました。
テキスト全文検索のために、test.txt の中に「pmemo」文字列を保存しました。

尚、念のためインデックス作成の再作成を実行したので、text.txt の内容はインデックスされています。

Windows Search 有効時

Windows Search が有効時の動作について確認してみました。

入力検索をアクティブにした状態

最近アクセスしたファイル、IEで検索したWebページ、表示した画像が表示されました。

 

入力検索に「p」を入力した状態

該当するアプリケーションが表示されました。

 

入力検索に「pme」を入力した状態

最も一致する検索結果に該当ファイルが表示されました。

 

「アプリ」タグではMicrosoft Store 内のアプリが表示されました。

 

「pme」ではtest.txt内のpmemoが検索されませんでしたが、「pmem」でテキスト検索されました。

 

ウェブでは、そのまま検索結果を見られるようになりました。

 

更に一度検索する、過去に検索したマークが表示されました。

 

 

Windows Search 無効時

Windows Search が無効時の動作について確認してみました。

入力検索をアクティブにした状態

最近アクセスしたファイル、IEで検索したWebページ、表示した画像等が何も表示されませんでした。

 

入力検索に「p」を入力した状態

該当するアプリケーションが表示されました。
ただし、有効時と表示位置が異なるとともに、Recent項目としてペイントで最近アクセスしたファイルが表示されました。

 

入力検索に「pme」を入力した状態

最も一致する検索結果にWeb結果が表示され、該当ファイルは表示されませんでした。

 

「アプリ」タグではMicrosoft Store 内のアプリが表示されました。

 

「pmem」でも何も検索されませんでした。
その代わりに「エクスプローラで検索」が表示されました。
時間は掛かるようですがファイル検索が行えます。

「エクスプローラで検索」を行うと、「インデックスが実行されていないので、検索に時間がかかる可能性があります。クリックしてインデックスを有効にしてください…」とアナウンスが表示されました。

結果は正常に表示されています。

 

ウェブでは、過去に検索したマークが表示されました。

Windows 10 Windows Search スタートアップが手動でも勝手に実行される

Windows 10 Windows Search スタートアップが手動でも勝手に実行される

不思議なことにWindows Search をサービスのプロパティで、「スタートアップの種類」を[手動]にしても勝手に実行されてしまいます。
一通り調査をしたのですが、原因は不明のままです。
とりあえず対処法はありますので問題はないのですが、、、ひょっとしたら皆さんのPCでも同じことが起きていませんか?
Windows Search が停止しているの確認方法もご紹介するので気になるようなら確認してください。

 

Windows Searchのプロパティ

まずは型通りWindows Searchのプロパティを下のように設定しました。
[手動]でも[無効]でも良かったのですが、なんとなく癖で[手動]にしてしまっていました。

 

PCを再起動してもWindows Search が停止しません。
またプロパティ内でも、何度も停止を実行してもゾンビのように自動で復活し「実行中」になります。

 

Windows Searchが停止しているかの確認方法

Windows Searchが停止しているかの確認方法ですが、Windows Search が停止しているとファイル検索してもファイルが検索されません。
今回のテスト用にpmemo20180830.txt と言うファイルを作成しました。

 

Windows Search が正常に停止すると、pmemo20180830.txt ファイルが検索されません。
以下のようになります。

pmemoと入力しても最も一致する検索結果に pmemo20180830.txt が表示されません。

 

ところが今回のように手動に設定してもダメな場合、ファイル検索が出来てしまいます。
pm と入力したところ下のようにpmemo2018030.txt が検索されてきました。

これは Windows Search が意図した通り停止しておらず、実行されていることを表します。

 

さらに確認するために、コンピュータの管理 > サービスとアプリケーション > サービスと進み、Windows Search が実行中かを確認しました。

しっかり実行中であることが確認できました。

 

「スタートアップの種類」を[手動]の意味

スタートアップの種類を手動すると、手動でないと動かないかと言うと、そうではありません。
手動とは「OS起動時に自動では起動されない」と言う意味に近いです。
ユーザがサービス管理ツールなどから手動で起動させる他に、他のサービスの要求によって起動されます。

ならば、他所からのサービスによって起動されたのか、開始トリガーの設定を確認しました。

Windows Search には開始トリガーの登録がされていませんでした。
LicenseManager にはWindows Search の下に表示されるようにサービス開始のトリガーが設定されています。

 

Windows Search がどのような要求で起動されているのか結局不明

私のスキルでは結局、どういう経緯で起動されるのかわからず仕舞いでした。
何度再起動しても同じように[手動]の場合はWindows Search が起動するため、何かが起動させているとしかわかりませんでした。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、コメントにて原因を教えていただけると幸いです。

 

Windows Search を停止するには?

[手動]ではダメなので、[無効]を選択します。
[無効]は、どんな要求が有っても起動しません。[無効]とは完全に起動を禁止されたサービスのことです。
起動するためには、管理者により無効から他の設定に変更する必要があります。

なので、原因不明の要求が発生している状態においてもWindows Search は起動できません。
「スタートアップの種類」を[無効]にして再起動させます。

pmemo20180830.txt ファイルを検索しても正常に表示されませんでしたので、停止状態が確認しました。

 

以上、「Windows 10 Windows Search スタートアップが手動でも勝手に実行される」の未解決ですが調査結果でした。

Windows 10 スクリーンショット

Windows 10 スクリーンショット(画面キャプチャー)

今回はWindows 10 のスクリーンショット(画面キャプチャー)についてご紹介します。

スクリーンショットはちょっとしたメモを取る場合に、キーボートで文字を入力する煩わしさが無く使い慣れるととても便利ですね。
慣れると便利なスクリーンショットですが、今までは単純な[PrintScreen]は画像がクリップボードに保存されるためその保存方法の操作が良くわからない、自信がないなどそもそも使えなかったり、メモとして取っておいたスクリーンショットをどこに保存したか忘れてしまったりして、少し不便なところが有りました。

今回はそんなスクリーンショットにまつわる疑問を一気に解決したいと思います。

 

スクリーンショットの種類

現在のWindows 10 のスクリーンショットは2系統あります。

[PrintScreen]系
・[Windows]+[Shift]+[S]

以前のWindows のスクリーンショット(画面キャプチャー)は、[PrintScreen]キーがキーボードに有るることが前提でした。もちろん専用のアプリケーションからスクリーンショットを撮ることはできましたが、そもそもそのアプリケーションを探してインストールする手間があります。

その問題を無くすためWindows 10 のビルド15002 から[Windows]+[Shift]+ [S]によるスクリーンショットが可能になりました。
通常のキーボードには[PrintScreen]キーが有りますので[PrintScreen]系を使うのが便利と思います。

 

[PrintScreen]系スクリーンショットの方法

[PrintScreen]には、さまざまな組み合わせで少しずつ異なる機能のスクリーンショットを撮ることができます。
[PrintScreen]キーは[
PrtSc]と略して書かれている場合もあります。
[Windows]キーは[Win]、[(Windowsの窓アイコン)]として書かれている場合もあります。

キー

概要

PrtSc

デスクトップ全体のスクリーンショットをクリップボードに格納します。
ファイルとして保存するにはペイントブラシなどのアプリケーションを使う必要があります。

Alt+PrtSc

アクティブウィンドウのみのスクリーンショットをクリップボードに格納します。
ファイルとして保存するにはペイントブラシなどのアプリケーションを使う必要があります。

「Win」+「PrtSc」

デスクトップ全体のスクリーンショットを「PC > ピクチャー > スクリーンショット」フォルダーに自動保存されます。
ファイル名は「スクリーンショット(連番).png」です。

「Win」+「Alt」+「PrtSc」

アクティブウィンドウのスクリーンショットを「PC > ビデオ > キャプチャ」フォルダーに自動保存されます。
ファイル名は「ウインドウタイトル+日付+時刻.png」です。

 

「Win」キーを合わせて利用するとスクリーンショットを自動で保存してもらえます。
Windows 初心者には便利な機能です。
後で見てわかるようなファイル名に変更した方が良いと思いますが、画像を見ればわかると言うことであればその必要はありません。

 

PrtSc]キーや[Alt+PrtSc]でスクリーンショットがクリップボードに保存された場合、後で利用・確認するためには、クリップボードから画像を取り出しファイルにして保存する必要があります。
クリップボードから画像を取り出し保存する方法はいくつかありますが、簡単な方法を紹介します。

クリップボードから画像を取り出し、ファイルに保存する方法

ペイントブラシを立ち上げます。

 

次に左上の「貼り付け」>[貼り付け(p)]を選択(クリック)します。

 

次に、左上の「ファイル」タブ>「名前を付けて保存(A)」を選択(クリック)します。
ファイル保存画面が表示されますので任意の場所に任意の名前で保存してください。

 

 

[Windows]+[Shift]+ [S]の方法

「Win」+「Shift」+「S」キーは、任意の領域を選択してクリップボードに格納することができます。
やはり後で利用・確認するためにはファイルとして保存する必要があります。
上にクリップボードから画像を取り出し、ファイルに保存する方法を記載しましたので参考にしてください。

 

その他のスクリーンショット

Windows 10 にはその他ゲーム用のスクリーンショットも用意されています。
私は使用したことが無いので詳しいことは分かりませんが、[Win]+[Alt]+[PrtSc]キーの組み合わせで呼び出します。
対象となるゲームやアプリケーションによってタイトルバーやウィンドウフレームの扱いが違うそうですが、概ね除外できるため画面のみのスクリーンショットが欲しい場合は利用できる可能性があります。

 

以上、「Windows 10 スクリーンショット(画面キャプチャー)」の紹介でした。

Windows 10 パスワードなしでログイン

Windows 10 パスワードなしでログイン

以前のPCはPCを立ち上げるとログイン画面が出ずに、いきなり Windows のデスクトップ画面が表示されました。
家族で共有の場合は、家族の一覧が表示されアイコンをクリックすればやはりそのままデスクトップ画面が表示されました。

それが Windows 8 以降はセキュリティの問題の他、オンラインサービスを使う(使わせる)利便性の観点から Microsoft アカウントでサインインすることが進められ、そのような設定になっていることも多く、たとえローカルアカウントを使っていてもパスワード入力を行ってログインするようになっています。

 

でも、自宅PCで、絶対に自分しか触らないと言う人にとっては、「面倒だなぁ~」と感じている人や、そもそもたまにしか使用しないから「パスワードなんて忘れてるよ」って人も居ると思います。
実際パスワードの設定は、セキュリティのため複雑でわかりにくい文字列にしなければ有効にならないので、適当に複雑な文字列を入力してしまうと後で困ることになります。

そこでセキュリティは無くなってしまいますが、自動ログインさせる方法を紹介します。

ただ、本当に設定するなら、泥棒さんが入って PC を持って行ってしまっても大丈夫と思える人のみにお勧めします。
友達が遊びに来て、自由にPCを触られても文句を言わない人のみの許される設定です。

ちなみに、この方法はローカルアカウントのみ可能な技なので、 Microsoft のオンラインサービスの一部を受けづらくなります。

 

Windows 10で、起動時のパスワード入力を省略する方法

「netplwiz」を立ち上げます。

 

立ち上がると「ユーザーアカウント」画面が表示されます。
パスワードの入力をしたくないユーザーを選択し、「ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックボックスを外します。
その後、[OK]ボタンをクリックします。

 

次に「自動サインイン」画面が表示されるので、パスワードを入力して[OK]ボタンをクリックします。

 

以上で操作完了です。
パソコンを再起動し、設定したユーザーで自動サインインできるか確認してください。

以上、「Windows 10 パスワードなしでログイン」の紹介でした。

Office 2016 32bit版 or 64bit版?

Office 2016 32bit版 or 64bit版?

ノートPCにOffice 2016 64bit版 をインストールしようとして、以下のメッセージが出てしまいインストールできませんでした。

Office 2010と Office 2016 は制約なく共存できると思っていたので、一瞬どうしようかと悩みました。

OS が64bit版 ならOffice は、64bit版 でも 32bit版 でも動くので結果的には 32bit版 をインストールしました。
もし、OS が 32bit版 なら64bit版をインストールできないので、そもそもこんな事態にはならないのですが、Officeのパッケージ版を買う時に32Bitか64Bitか迷いそうですね。

Office 2016 32bit版 or 64bit版 の違い

ちなみに、32bit版 と64bit版 の違いは、使用できるメモリ空間が異なります。
32Bitは4GBまで。
64Bitは32GBまで。

64BitはOSも64Bit なので、レジスタやメモリ空間が大きく効率よくメモリの処理を行えるので、体感できるかどうかは別として、32Bitよりも64Bitの方が処理が速いと思われます。
ただ、他の動かしているアプリケーションの影響の方が大きいかも知れないので、あくまでも理論上は速いと言えると思います。

その他、32bit版向けに開発されたアプリケーションやアドインは64bitで動作されないことが多く、また逆も多いです。
過去の受け継ぐプログラムによっても選択が変わると思います。

会社であればシステム管理者がそのあたりを管理してくれているので問題ないと思います。
個人であればあまり気にすることもないように思います。個人で4GBを越えるデータを取り扱うこともないと思うし。

Office 2016 32bit版 or 64bit版選ぶなら?

個人的にはなんとなく64Bitを選んでいます。
これからは64Bitが主力だろうし、特殊なCOMプログラムを使う予定もないので、64Bitかな。。。

以上、「Office 2016 32bit版 or 64bit版?」でした。

Windows 10 ドライブ 暗号化

Windows 10 ドライブ 暗号化

仕事でも私用でもUSB メモリなどを暗号化してデータを守りたい時ありますよね?
そんな時は BitLocker と言う Windows 標準アプリケーションを使うことで簡単に暗号化ができます。

ただ、フォルダー単位で暗号化ができないのでディスク全体で暗号化することになります。
ですので、既にデータがたくさん入っている大容量のドライブを暗号化する場合は時間が掛かります。

もちろんBitLocker以外にも有料の暗号化ソフトがありますので、そちらを利用してももちろん良いのですが、標準で付いてくるBitLockerは無料で使えるのでとても便利です。

ただし、Windows 標準アプリケーションと言っても、全てのWindows バージョンで使えるわけではありません。
Windows XPやWindows Vista は読み込むことしかできません。
対象 Windows バージョンは以下のようになっています。使用しているPCのOSを確認してください。

BitLocker 使用可能対象OS

  

機能

対象OS

フル機能

○ ドライブの暗号化/暗号化解除    
○ 暗号化ドライブのロック解除
○ 暗号化ドライブの読み書き
○ GUIベースの管理ツール
○ コマンドライン(CUI)の管理ツール

・Windows 7 Ultimate/Enterprise
・Windows 8 Pro/Enterprise
・Windows 8.1 Pro/Enterprise
・Windows 10 Pro/Enterprise
・Windows Server 2008 R2
・Windows Server 2012
・Windows Server 2012 R2
・Windows Server 2016

読み書き

× ドライブの暗号化/暗号化解除
○ 暗号化ドライブのロック解除
○ 暗号化ドライブの読み書き
× GUIベースの管理ツール
○ コマンドライン(CUI)の管理ツール 機能制限あり

・Windows 7 Home Basic/Home Premium/Professional
・Windows 8
・Windows 8.1
・Windows 10 Home

読み込み

× ドライブの暗号化/暗号化解除
○ 暗号化ドライブのロック解除
× 暗号化ドライブの読み書き
○ 暗号化ドライブの読み込み
× GUIベースの管理ツール
× コマンドライン(CUI)の管理ツール

・Windows XP
・Windows Vista Home Basic/Home Premium

 
 

上の図では、Windows 7もwindows 10 もあたかも同じ機能が使えるように書いてしまいましたが、実際は異なります。
例えば、Windows 8 以降はHDD全体に暗号化を行うだけでなく、使用している領域のみ暗号化をかけられるようになりましたので、まっさらなドライブの場合は暗号化にかかる時間が短縮されます。
それほど大きな違いはないのですが、大まかには以下のような違いがあります。

機能

Windows 7 

Windows 10・8 と Windows Server 2012・2016

BitLocker PIN またはパスワードのリセット

オペレーティング システム ドライブの BitLocker PIN をリセットしたり、固定/リムーバブル データ ドライブのパスワードをリセットしたりするには管理者特権が必要です。

オペレーティング システム ドライブ、固定データ ドライブ、リムーバブル データ ドライブの BitLocker PIN とパスワードは、標準ユーザーがリセットできます。

ディスク暗号化

BitLocker を有効にすると、ディスク全体が暗号化されます。

BitLocker を有効にするときに、ディスク全体を暗号化するか、ディスク上の使用領域のみを暗号化するかを選択できます。 ディスクは、その領域が実際に使われるときに暗号化されます。

ハードウェア暗号化ドライブのサポート

BitLocker ではネイティブ サポートされません。

BitLocker では、製造元で事前に暗号化されている Windows ロゴ付きのハード ドライブをサポートできます。

ネットワーク ベースのキーを使ってロックを解除する 2 要素認証

使用できません。 2 要素認証を行うには、コンピューターのある場所に実際にいる必要があります。

新しいタイプのキー保護機能により、信頼された有線ネットワーク上でコンピューターを再起動する場合に特殊なネットワーク キーを使用してロックを解除し、PIN の入力プロンプトをスキップすることができます。 このため、PIN を使用して保護されているコンピューターを労働時間外にリモート メンテナンスすることが可能になり、コンピューターの場所に実際にいなくても 2 要素認証が行われ、しかも、信頼されたネットワークにコンピューターが接続されていない場合はユーザー認証を必須とすることができます。

クラスターの保護

使用できません。

Windows Server 2012 には、Kerberos キー配布センター サービスを有効にした Windows Server 2012 ドメイン コント ローラーによって確立されたドメインで実行されている、Windows クラスター共有ボリュームと Windows フェールオーバー クラスターに対する BitLocker サポートが含まれています。

BitLocker キー保護機能と Active Directory アカウントとの関連付け

使用できません。

BitLocker キー保護機能は、Active Directory 内のユーザー、グループ、またはコンピューター アカウントに関連付けることができます。 ユーザーが正しい資格情報でサインイン (コンピューターにサインオン) すると、このキー保護機能を使って、BitLocker で保護されたデータ ボリュームのロックを解除できます。

 
 

Windows 10 Home エディションで使いたい場合は、windows 10 Pro などの上位のエディションで外付けHDDやUSBメモリ等をあらかじめ暗号化してから使うことになります。
ただし、Windows 10 Home エディションのシステムをインストールしたHDDドライブを暗号化してしまうとロック解除ができないので使用できなくなってしまいます。

最重要、ロック解除をする際はパスワードが必要になりますので、忘れないようにしましょう。

BitLocker 使用可能ハードウェア要件

一応ハードウェア要件も存在しています。
使い方によって必須ではないのですが、システムドライブに暗号化をかける場合は以下の条件が必須になります。
ハード ディスクは、少なくとも次の 2 つ(以上)のドライブにパーティション分割されている必要があります。

  • オペレーティング システム、およびそのサポート ファイルが格納されているオペレーティング システム ドライブ (またはブート ドライブ)。 これは、NTFS ファイル システムでフォーマットされている必要があります。
  • ファームウェアがシステム ハードウェアを準備した後に、Windows を読み込むために必要なファイルを含むシステム ドライブ。 BitLocker は、このドライブでは有効化されません。 BitLocker が機能するには、システム ドライブが暗号化されていること、オペレーティング システムのドライブとは異なるドライブで構成されていること、および UEFI ベースのファームウェアを使用するコンピューター上に NTFS ファイル システムでフォーマットされていること、または BIOS ファームウェアを使用するコンピューター上に FAT32 ファイル システムでフォーマットされていることが必要です。 システム ドライブのサイズは 350 MB 程度確保することをお勧めします。BitLocker を有効にした後で、約 250 MB の空き領域が必要となります。

上の条件はMicrosoftのアナウンスをそのまま記述しましたので小難しい感じですが、パーティションを分け、NTFS ファイル システムでフォーマットしましょうと言うことです。

また、システムの BIOS (または UEFI ファームウェア) で USB Mass Storage Device Class がサポートされている必要があります。つまり、オペレーティング システムが起動する前に USB フラッシュ ドライブの小さなファイルを読み込む機能が必要です。
ですが、最近のPCならサポートされているので問題ないと思います。

でその他にも必須条件でないのですが、使用しているコンピューターにTrusted Platform Module(TPM・トラステッド プラットフォーム モジュール)が搭載されていれば、尚良しです。
コンピューターに TPM が実装されていない場合、BitLocker を有効にするには、起動キーをリムーバブル デバイス (USB フラッシュ ドライブなど) に保存する必要があります。

他にも細かな条件がありますが、最近のPCならサポートされているので問題ないと思います。

BitLocker を使うには

BitLockerを使うには、対象のドライブを暗号化(BitLockerを有効に)します。

下の場合はI:ドライブに割り当てられUSBフラッシュメモリーを暗号化しようとした例です。


[BitLockerを有効にする]をクリックします。


もしくは「コントロールパネル > システムとセキュリティ > BitLocker ドライブ暗号化」とコントロールパネルを操作し、目的のドライブの[BitLockerを有効にする]をクリックします。

 

BitLockerを有効にすると、下の画面が表示されます。
「BitLockerによってドライブが初期化されるまで、しばらくお待ちください。」・・・初期化!!
となりますが、これは翻訳がおかしいのか、元々間違っているのかわかりませんが、私の場合一度も再フォーマットのような初期化はされません。
また、ファイルが消えたこともありません。
多分、このドライブをBitLokerが使用できるように準備を行うと言う処理だと思います。


 

次にこのドライブを解除する方法を指定します。
私は「パスワードを使用してドライブのロックを解除する」しか行ったことがありませんが、環境がそろえば「スマートカードを利用してドライブのロックを解除する」も行ってみたいと思っています。
指示に従って必要事項を入力してください。
パスワードを忘れないようにしてください。


 

次は回復キーの保存方法を指定します。
回復キーとは説明されている通りで、パスワードを忘れた場合や、スマートカードを無くした場合に回復キーを利用してドライブにアクセスすることになりますので無くさないようにしましょう。

私はいつも「→ファイルに保存する」を使用しています。
ファイル名もわかりやすいものにしたいところですが、管理者以外が一目でわかるファイル名は避けたいところです。

3つのうちいずれかで回復キーを保存しないと、[次へ]ボタンは有効になりません。


Microsoftアカウントに保存するを選ぶと下の画面が表示され保存されます。


 

次に暗号化を行うドライブの範囲を指定します。
データがほとんど保存されていない状態なら、「使用済みの領域のみを暗号化する」を選択し、使用中のドライブを暗号化する場合は「ドライブ全体を暗号化する」を選択すると良いと思います。


 

次に使用する暗号化モードを指定します。
windows 10 (Version 1511)以降でのみ使用する場合は「新しい暗号化モード」を選択し、Windows 8 等で使用するなら「互換モード」を選択します。


 

次に暗号化の実行を指示します。
特に注意事項はありませんが、大きな容量のドライブのドライブ全体の暗号化は相応の時間が掛かります。


 

暗号化中は下の画面が表示されます。


 

暗号化が完了すると下の画面が表示されます。


 

ドライブ暗号化の確認は、「コントロールパネル > システムとセキュリティ > BitLocker ドライブ暗号化」とコントロールパネルを操作することで状況を確認できます。
今回はI:ドライブの暗号化を実施し、BitLokerが有効になっていることを確認できました。


 

BitLocker を解除するには

BitLockerを解除するには、やはり「コントロールパネル > システムとセキュリティ > BitLocker ドライブ暗号化」とコントロールパネルを操作し、目的のドライブの[BitLockerを無効にする]をクリックします。

 

無効化を実行すると下の画面が表示されます。
[BitLockerを無効にする]を再度選択してドライブの暗号化を無効にします。


 

無効化の処理中の表示が行われます。


 

完了すると下の画面が表示されます。


 

BitLockerが有効なUSBフラッシュメモリーをUSBに挿したとき

下のようにドライブI:のロックを解除するというメッセージが表示されるのでクリックしてパスワードを入力してロックを解除します。

 

もし、表示がされなかった場合やクリックを行う前に表示が消えてしまった場合は、エクスプローラで該当ドライブをクリックします。
するとパスワード入力画面が表示されます。

 

以上、「Windows 10 ドライブ 暗号化」の紹介でした。

Search Console – Fatch as Google リダイレクトされました

Search Console – Fatch as Google リダイレクトされました

新しい記事を書いたので、Search Console の Fatch as Google 機能を使って記事をインデックスに登録してもらいました。

その際、「/」スラッシュを余分に付けてしまい、リダイレクトされましたと以下のように表示されました。

ステータスは「!」マークでエラーでも無いし、「インデック登録をリクエストしました」と出ていますのでスルーしようと思ったのですが、ちゃんとインデックスに登録されるのか少し気になって検索してみたところ、以下のような検索結果が出ました。

「リダイレクトされました」というエラーが・・・とありますが、エラーじゃないですよね?
「!」マークで注意を促していますがエラーではないです。
該当の行をクリックして詳細を確認すると、以下のような情報が表示されます。

指定されたURLが正規のURLでなかったために、示された予想される正規のURLに変換しリダイレクト先に指定しなおした感じです。
このリダイレクト先のURLは正しいURLなので再度 Fatch as Google を行う必要が無く助かります。

やはりエラーではないですね。
エラーで無いのにエラーと書いているWebサイトが上位を占めているところがとても気になります。

 

正常にインデックス登録が出来ているの?

念のため正常にインデックス登録が出来ているのか確かめてみました。

ちゃんと登録されていました。
即時で登録されていました。
確認方法なのですが、上のURLをコピーしてGoogle 検索します。
下のように検索します。

インデクスに登録されていると、該当のページが表示されます。
登録されていないと、該当のページは表示されません。

今回は即時で登録されていたため確認しやすかったのですが、遅延して登録されることもあります。

 

リダイレクトされる原因は?

さて、リダイレクトされる原因ですが、先にも書いた通り正規のURLでないからです。
正規と言うのは、URLの書き方で、「/」が多い、www を付けるのが正規なのか付けないのが正規なのか(Search Console の設定)、http かhttps なのか等々が関係してきます。
リダイレクト先のURLが正規のURLなので、それを確認すると解決できると思います。

完全に異なる(予想のできない)URLの場合は、アクセスできませんでしたのエラーになると思います。

 

以上、「Search Console – Fatch as Google リダイレクトされました」の検索結果に「あれ??」と思ったので書きました。