そば粉の不思議

そば粉(蕎麦粉)の不思議

何が不思議かって言うと、そば(蕎麦)について書いてあるホームページで違う説明があることです。
製粉メーカー、蕎麦屋、食べ歩きブログ?などプロやセミプロと思われる人々の間で異なるって結構な齟齬ですよね?

調べようと思った切っ掛けは、蕎麦好きの人は割と周りに居ますが、一番粉、二番粉、三番粉のことや、更科、藪のことも曖昧な人の多いこと多いこと。
そこで気になってしまい、調べてみたところ、ウィキペディア(Wikipedia)では、以下の通りに説明されていました。
蕎麦粉

◆一番粉
内層粉、そばの実の中心部分の胚乳のさらに中心部が主体、白色でほのかな甘みがある最上級粉だがそば独特の香りや風味に欠ける。成分は主に炭水化物(でんぷん)と水分。更科粉(さらしなこ)とも呼ばれることがあるが、本来の更科粉は製法が異なる。
◆二番粉
中層粉、胚乳と子葉(胚芽)の一部が主体、うす緑黄色で香りが高く風味に優れる。ちゅうそう粉と表記されることも多い。
◆三番粉
表層粉、胚乳の一部と子葉(胚芽)と種皮(甘皮)の一部、やや暗い青緑色で香りが強く栄養価が高いが味と食感に劣る。
◆末粉
表層粉、子葉(胚芽)と種皮(甘皮)が主体、黒っぽくホシ(甘皮や蕎麦殻の破片)が多い。風味は非常に強いが食感は最も劣る。栄養価は最も高い。蕎麦がきや蕎麦菓子、冷凍麺、ゆで麺、乾麺の色づけなどに使用。四番粉、五番粉とも。特に繊維や殻の破片が多いものはさな粉(さなご)とも呼ばれる。

ちなみに、脱皮など綺麗にして、石臼挽き⇒篩いがけ(一番粉)⇒石臼挽き⇒篩いがけ(二番粉)⇒石臼挽き⇒篩いがけ(三番粉)⇒石臼挽き⇒篩いがけ(末粉)のように、間に石臼挽きが入ります。
特に「藪そば」「挽きぐるみ」については言及がありません。

一番粉、二番粉、三番粉などについては各ホームページにも特に詳しく載っておらず、更科粉の製法に簡易方法?が有るぐらいでホームページ間の齟齬もありません。

さてさて、藪そばに使うそば粉ですが・・・
日本製粉グループ松屋製粉株式会社さんのホームページでの「そば粉説明」では、

日本製粉グループ松屋製粉株式会社・そば粉説明
日本製粉グループ松屋製粉株式会社・そば粉説明

「藪そば」は、「三番粉」
「挽きぐるみ」は、「二番粉」
となっています。

TOKYO SOBA NIGHT SOBARさんのホームページでの「そば粉説明」では、

TOKYO SOBA NIGHT SOBAR・そば粉説明
TOKYO SOBA NIGHT SOBAR・そば粉説明

「藪そば」は、「一番粉と二番粉を併せて打ったお蕎麦」
「挽きぐるみ」は、「一番粉、二番粉、三番粉全てが含まれるソバ粉」
となっています。

東京にある『表参道でお蕎麦を味わうなら、「しろう」』さんの説明では、

表参道でお蕎麦を味わうなら、「しろう」・そば粉説明
表参道でお蕎麦を味わうなら、「しろう」・そば粉説明

「藪そば」は、「藪蕎麦に使われる蕎麦は二番粉・三番粉を使った風味の強い蕎麦」
となっています。

いやいや、そば(蕎麦)は奥深いですね。

「藪そば上手いねぇ・・・

 ここ『藪そば』は、
 一番粉と二番粉を併せて打ったお蕎麦?
 それとも三番粉?
 はたまた二番粉・三番粉を使ってるの?

 あはは、美味けりゃ何でも良いか(^-^)」

興味のある方は更に調べてみてください。なかなかに奥深い・・・です。

ふと思った「そば粉(蕎麦粉)の不思議」でした。
とっても久しぶりの投稿が変な疑問で申し訳ない(^^;)

データベースのNULL

データベースのNULL

データベースを扱っていると「NULL」と言うデータを良く見かけます。
データベースの値の初期値もNULLです。

では、データベースのNULLとはどんなものなのでしょうか?

データベースのNULLは空

データベースのNULLは、登録されたデータが空であることを意味しています。
空とは未設定の意味にも取れますが、そこに登録すべき値が無いと言う方が正確だと思います。
なのでデータベースの値の初期値はNULLにしておくことが多いです。

データベースの仕組みでは、どんな値が登録されても何らかの意味を持つ可能性が有ると判断しますが、NULLだけ空の意味しか持たず、「IS NULL」判定の式があります。
NULLは特別なデータです。

データベース システム開発におけるNULLの扱い

更にNULLには空には違いがないのですが、「未知・不明 (Unknown)」 の場合と「適用不能・非存在 (Not Applicable, Inapplicable)」 の場合があります。

例えば、電話番号がNULLの場合
未知・不明のNULLは「電話はあるが番号分からない」
適用不能・非存在のNULLは「電話を持っていない」
の違いがあります。

システム的にはどのように解釈してもシステム内で統一した認識があればよいのですが、例えば、「開発運用初期は000-0000-0000 が入っていた場合、在りえない値なので電話番号を不明として扱う場合に登録しておいた」つもりが、改修の際にNULLでないため実際の値として扱い不具合が出たなど、上の例は極端ですがもっと複雑なデータの場合は往々にして不具合発生の温床となりますので注意が必要です。

NULL を含む演算

NULLを含む演算の結果は、多くがNULLとなります。

売り上げの集計をしていて、一つでもNULLデータが混入していると、結果はNULLとなります。
集計の加算(足し算)だけでなく、客単価等を求めるために割り算などを使った場合も客数がNULLなら結果はNULLになります。

思わぬNULLデータを含む演算による不具合は良く発生するので注意が必要です。

下の結果のようにNULLになります。

NULLを含む演算結果

NULLを取り扱う工夫

思わぬところで不具合が発生してしてしまうNULLですが、なるべくそうならないように工夫することが可能です。

1.テーブルの列に NOT NULL 制約をかける

テーブルの列に NOT NULL制約をかけてしまい、NULLデータを登録(追加・更新)できないようにしてしまう。
追加や更新時にエラーで落ちてしまう不具合が発生するが、エラーハンドリングも取りやすい。

2.適宜 NULL 判定を入れる

isnull関数を使いNULLを妥当な数値やデータに変えます。
妥当性はシステムの性格にもよるので何とも言えないですが、NULL判定を上手く使い予期せぬ不具合を未然に防ぐようにします。

先ほどの演算結果の一部をisnull関数で書き換えてみました。

isnull関数でNULLをチェック
isnull関数でNULLをチェック

このisnull関数の他にもCase文を使ってチェックすることも可能です。
とりあえず例を載せておきます。

Case文を使ってNULLをチェック
Case文を使ってNULLをチェック

NULLの扱いについては「SQL Server NULL」でも少し説明しています。

以上、データベースにおけるNULLについての簡単な説明でした。

ursorsee.pro

chromeに ursorsee.pro と書かれている広告が表示されるようになりました。
何か操作した記憶もないのですが、いつの間にか・・・

下のような広告が表示されるのですが、ちょっと他の人に見られると恥ずかしい広告でとっても迷惑です。

ursorsee.pro の迷惑な広告

なので、この ursorsee.pro の広告を消したいと思い調べたところ、通知許可に入ってしまっているようなので、許可を外して通知を受け入れないようにします。

通知許可しないように設定

chromeの設定画面を開きます。

chromeの設定画面を開く

chromeの設定の詳細表示を表示する

chromeの設定の詳細表示の表示

プライバシーとセキュリティ > コンテンツの設定 へ進む

プライバシーとセキュリティ > コンテンツの設定
プライバシーとセキュリティ > コンテンツの設定

コンテンツの設定 > 通知 へ進む

通知を開く

通知許可を行っているなかに、自身でインストールしたり許可したりした覚えのないURLをブロック「無効」にしてください。
だいたい見ればわかるURL(Webサイト)が有効になっているはずですので、判断がつかないようなURL(Webサイト)は無効化しても良いと思いますが・・・うーん、そのあたりは自身で判断するしか。

無効化したら、おまじないとしてChromeを終了後、PCを再度起動しておきましょう。
その後も同じ広告が出るようなら原因が他にあるかもしれません。

私の場合は上の通知許可をブロックして ursorsee.pro の広告が出なくなりました。

以上、chromeで「ursorsee.pro」の広告を許可しないでした。

StarServer スパムメール設定

StarServer スパムメール設定 の「オイオイ~」なところ

SterServer を使い始めて5か月が経とうとしています。
安いし安定しているし、WordPressの応答もそこそこ早いしかなり満足しています。

ですが。。。
スパムメールの設定をしようとして「オイオイ~」ってなってしまいました。

スパムメールの設定には、「スパムメールの有効/無効の設定、スパムメールとして特定したメールの件名に付ける任意のヘッダー文字列の設定」「ホワイトリストの設定」「ブラックリストの設定」を行うことになります。

本当はメール受信拒否が設定できるともっとありがたいのですが、格安なので仕方ないのでしょうね。。。

で、なにが「オイオイ~」となる残念なことだったかというと

StarServer ヘルプがヘルプになってない?!

ワンポイント!「ホワイトリスト」「ブラックリスト」

「ホワイトリスト」と「ブラックリスト」への追加フォーマットに全く触れていません。
これって100%使うユーザーが居ないと確信してるからでしょうかね?

そもそもスパム設定を有効にしたら「自動的に迷惑メールのチェックが行われる」と言う時点で、かなり迷惑な設定だって思わないのでしょうか・・・
私には自動でされるのは迷惑で、確実に指定したメールアドレスのみ、スパムメールとしたい希望があります。
あっ、格安なので仕方ないですね・・・

で、更にこんなことも

Netowl Q&A掲示板 の運営の対応がまさしく機械任せ

スパムメール設定のブラックリストについて

質問者の問いに、心ある人が答えています。
しかし、少し力及ばず残念な回答になっています。

更に心ある人はWeb上でマニュアルまで探してって、お疲れ様です・・・そしてこの記事を書いている私にとってもWeb検索をしてこのページを発見したので、更に探さずに済み、ラッキーだったと言うか、ありがたい回答でした。ありがとうございました。

さて、Netowlと言うStarServerと言うか「ネットオウル運営チーム」さんですか、運営チーム自身のマニュアル作成の不手際のせいで遭難者が出ているのに、また助け舟を出した方もボロボロなのに、あっさり「質問の閉め切り」のみを行ってしまった、恥ずかしくも機械任せ&責任放棄しております。

StarServer は気に入っているので、かなりがっかりですね・・・

StarServer スパムメール設定 の ブラックリストにドメインを設定する方法

批判だけしていても何なので・・・「StarServer でスパムメール設定 の ブラックリストにドメインを設定する方法」の一部わかっている部分のみ回答を書きます。

ドメインを設定いするためには、

*@example.com

のようにアスタリスクを付けると正常に動きました。
サブドメインはテストしていませんが、*@subdomain.example.com で行けると思いますが、どうでしょうか?
ちなみに、やはり心ある人の報告のとおり、 @example.com や example.com のみの場合は、正常に動作しませんでした。

以上、「StarServer スパムメール設定 の ブラックリストにドメインを設定する方法」でネットオウル運営チームの「オイオイ~」的な対応にふと思ったので愚痴をこぼしました。
私が StarServer のスパムメール設定 の ブラックリストにドメインを設定するために、試験的にいくつかのパターンで設定した結果ですので、フォーマットはこれだけでないと思います。%とかも使えるかもしてません。正規表現の置き換えまでは使えない気がしますが、パワーが余っている人が居たら是非試してください。
結果を教えてもらえると嬉しいです。

SQL Server Create Database

Create Database

新しいデータベースを作成します。

構文

create database データベース名

例文

create database DB_TEST

実行

データベースの作成を実行し、正常に終了すると下のように「コマンドは正常に完了しました」と表示されます。
データベースを作成実行

作成に失敗すると、エラーメッセージが表示されます。
例えばデータベースを作成する権限がない場合は、「メッセージ 262、レベル 14、状態 1、行 1
CREATE DATABASE 権限がデータベース ‘master’ で拒否されました。」
と表示されます。

もう少し詳しく知りたい場合は、「SQL Server 新規にデータベースを作成する」を参照してください。

Amazonにスマホ電池を返品

Amazonにスマホ電池を返品してみた感想

私はAmazonで良く買い物をします。
電気製品やパソコン、スマホの周辺アイテムなどの購入が多いです。
今回、Nexus5の電池のもちが悪くなって来たのでAmazonでNexus5用の電池を買うことにしました。
その電池が不良品だったので、Amazonに返品して時の「面倒くさい」と感じた話をお伝えします。

えっ?ただの愚痴?!
あはは、あはは、、、ですね(^^);

Nexus5用のスマホ電池

買った電池は下のとおりです。

ロワジャパンと言う会社で販売している電池です。
1,018円と格安です。
以前も購入したことがあって今回は2回目です。

Nexus5用のスマホの電池は正規品が無く(手に入れにくい?)サードパーティー製の製品になります。
当たりはずれが非常に多く、評価もマチマチの状況です。
また、どの販売会社で買っても同じような状況でもあり選択肢もほとんどないです。

と言うことで価格本位で選んだところがロワジャパンでした。

電池交換について

電池交換はそれほど難しくありません。

ですが、スマホの裏ブタを開けてしまうと、メーカー保証が受けられなくなる場合がほとんどです。
そこは覚悟して裏ブタを開けてくださいね。

それからスマホ電池が私のように不具合を起こしている可能性がありますので、交換前の電池の処分をすぐに行わないようにしましょう。
念のためです。

初めてスマホを開ける時は、裏ブタを閉めている爪がしっかりしているので硬く感じますし、下手をすれば爪や筐体に損傷も。
雑に開けるのではなく、丁寧に開けて行けば割れることも少ないと思います。
Nexus5を殻割すると下のようになります。

次にはY字ねじ回しで抑えを外し、電池を取り出します。
初めての時は両面テープかな?固定されているので少し力を入れて外す必要があるかも。

それとNexus5の場合はコネクタが2か所あるのでちゃんと原状復帰が出来るように覚えておきましょう。

また本体から、ところどころ金属の接触突起が出ています。
NFCや非接触充電(Qi)、LEDなどなど・・・この突起を潰してしまい接触が上手くできなくなってNFCが出来なくなったとか、非接触充電ができなくなったとかよく聞きます。
裏ブタを嵌めてチェックしたときに上手く機能が働かない場合は、突起の接触を確認しましょう。
私も初回の交換でNFCが出来なくなって焦ったことがあったので。。。

今回のスマホ電池不具合につて

今回のスマホ電池は「単純に満充電できない」不具合でした。

交換してすぐは70%ちょっと。
充放電を繰り返すと正常になると前にロワジャパンから聞いたので、充放電を3回実施しましたが変わらず。
まぁ、使えないこともないし・・・とそのまま使おうかと思った矢先に、45%までしか充電できなくなりました。

少し様子をみましたが全く改善されないので、Amazonのカスタマーサービスに連絡したところ、すぐに返品しますと返事が来ました。
Amazonらしいと言えばAmazonらしい対応ですね^^;

カスタマーサービスへの連絡方法は、見ればなんとなくわかるのですが。
電話やチャットで聞くのもありかも知れませんが、私は繋がるのを待つのが面倒なのでメールにしました。

1.まずは、[お問い合わせの種類を選択してください]は注文した商品についてなので「注文」を選択します。
注文商品の左のチェックボックスにチェックを入れます。
これでカスタマーサービスへ問い合わせる対象商品がはっきり示せます。
2.[お問い合わせ内容を選択してください]は、今回は「商品に問題があった」を選択しました。
3.私は「Eメール」で問い合わせを行いました。

「Eメール」ボタンをクリックすると次の画面が表示されます。

注文番号や商品名は上の欄に表示されているのですぐにわかります。
具体的な問題個所をわかりやすく説明して対応をお願いする趣旨の文面を書きます。
後は「メール送信」ボタンをクリックして連絡を待ちます。

今回ははっきり覚えていませんが60分もしないうちに返事が来ていた気がします。

面倒くさい返品作業

返品してくれと返事が来たので、仕方ないですが返品作業を行います。
1,000円のことなので面倒で新しく注文する人も多そうですね。

スマホ電池を前の電池に交換

家電製品なら送って来た箱に詰めれば良いのですが、スマホ電池はそうはいきません。

また裏ブタを開けてなくてはいけません(T_T)
手慣れた人なら簡単なことでも、素人にはドキドキの作業ですから。

しかし2回目は閉めている爪が柔らかくなったのか初回より楽になりました^^
でも閉めが甘くなったことを思うと嬉しくもないですね。。。

まぁ、先日行ったばかりなのでスムーズにできました。
電池を取っといてよかった~(`・ω・´)b

返品用の情報を印刷

返品用の情報を印刷します。
手書きでも良いらしいですが調べていません。

梱包する

「可能な限りメーカー既製の梱包材を使用し、お届け時の梱包状態で返送してください。メーカー既製の梱包材やお届け時の梱包が無い場合は、できるだけ頑丈な箱に十分な緩衝材を入れた状態で返送してください。」と有りますのでなるべくそうします。
私は既に送ってきた箱等を捨ててしまっていたために、以前に送られていたプチプチ付きの封筒で送り返すことにしました。

封筒に先ほど印刷したものを貼り付けます。
返品受付IDは商品と一緒に同封します。

配送業者に連絡する

「日本郵便の集荷サービスを利用」か「配送業者の宅配便を利用して返送」できます。
私は日本郵便の集荷サービスを利用しました。

Amazonの返品方法の中にURLが有ったのでそれをクリックしたところ以下のWebサイトに行けました。

「今すぐ集荷依頼をする」をクリックして必要事項を記入して、集荷依頼を行いました。
後は配達の人に梱包した商品を渡して、返金処理が行われるのを待ちます。

簡単だけど面倒

遅延なく返品に応じてくれるのは有難いです。
でも、今回は面倒でした^^;

Amazonでサードパーティー製のスマホ電池の購入を考えている方への参考になれば幸いです。
以上、Amazonにスマホ電池を返品してみた感想でした。

SQL Server 新規にログインアカウントを作成する

SQL Server 新規にログインアカウントを作成する

SQL Server の勉強をする場合、もしもに備えて仕事で使うデータベースやログインアカウントは使いたくないですね。
SQL Serverは簡単にデータベースやログインアカウントを作成できます。

基本的にSQL Serverの学習を行う際は、自前のPCにデータベースを作成し新規に学習ユーザーを作ることが、セキュリティ上からも間違えてデータベースを壊さないためにも良いです。

今回は新規にログインアカウントを作成する方法を紹介します。
新規ログインアカウント名を「Learning-user」と言う名前にします。

新規にログインアカウントを作成する

操作はとっても簡単なのですが、作成する権限が必要なので仕事先で作成する場合はデータベース管理者に相談してください。
自前で自分のPCにSQL Serverをインストールした場合は、saでログインするか、sysadminもしくはsecurityadmin権限があるか確認してください。
もし権限が無い状態で新規にローカルアカウントを作成すると以下のようなエラーになります。

新しいログインを作る

SSMS(SQL Server Management Studio)を立ち上げます。
作成したいSQL Serverを展開し、更に[セキュリティ]を展開します。
[ログイン]が展開表示されるので、右クリックでコンテキストメニューを開きます。
コンテキストメニューの中から[新しいログイン]をクリックします。

ログイン-新規作成

ログイン-新規作成画面が表示されます。

他のデータベースに影響を与えないようにするために、作成するログインアカウントはSQL Server認証が好ましいです。
会社や仕事先の場合は、データベース管理者に相談してください。

ログイン名を任意に入力します。(例ではLearning-user)
SQL Server 認証を選択します。
パスワードを任意の文字列で入力します。
パスワードポリシーを適用するは基本的に必要ないと思います。
※重要なデータベースに元々アクセスしないし学習用なので。
既定のデータベースが決まって居れば指定してください。
最後にOKボタンをクリックして登録します。

作ったログインアカウントにデータベースのアクセス権を与える

作ったばかりのログインユーザーは権限を持っていないため、アクセス拒否をされてしまします。
試しにアクセス拒否されると以下のようになります。

そこで、作成したlearning-userがlearning-dbにアクセスできるようにします。
SSMSを立ち上げます。
SQL Serverを展開し、更に[データベース]を展開します。
既存のデータベースが展開表示されるので、Learning-dbデータベースを確認します。
[Learning-dbデータベース]をクリックして展開します。
[セキュリティ]を展開します。
[ユーザー]を展開します。
Learning-userが居ないことを確認します。
[ユーザー]を右クリックしてコンテキストメニューを開きます。
[新しいユーザー(N)]をクリックします。

「データベース ユーザー – 新規」画面が表示されます。
ログイン名の右端にあるボタンをクリックします。

「ログインの選択」画面が表示されます。
[参照(B)]ボタンをクリックします。

「オブジェクトの参照」画面が表示されます。
今回は先ほど作成した新規ログインアカウントを探して、チェックボックスにチェックを入れます。
[OK]ボタンをクリックします。

「ログインの選択」画面が表示されます。
選択するオブジェクト名欄にlearning-userが表示されているのを確認します。
[OK]ボタンをクリックします。

「データベース ユーザー – 新規」画面が表示されます。
ログイン名が表示されているので確認します。
ユーザー名を適当な名前で入れます。今回はそのままlearning-userとしました。
右側のページ選択メニューのメンバーシップをクリックします。

「データベース ロールのメンバーシップ」設定画面が表示されます。
db_datareader、db_datawriter、db_ddladminにチェックを入れます。
簡単なロールの役割を下に記述しておきます。
[OK]ボタンをクリックします。

Learning-userが追加されていることを確認します。

SSMSでログインできることを確認します。
正常にログインできたらデータアクセスが出来るようになっています。
データベース操作で足らない権限が出てきたらロールを追加して対応します。

固定データベース ロール

固定データベース ロールとその機能を示します。
これらのロールは、すべてのデータベースに存在します。

固定データベース ロールの名前 [説明]
db_owner db_owner 固定データベース ロールのメンバーは、データベースでのすべての構成作業とメンテナンス作業を実行でき、 SQL Serverでデータベースを削除することもできます。 ( SQL データベース と SQL データ ウェアハウスでは、一部のメンテナンス作業にサーバー レベルの権限が必要であり、 db_ownersでは実行できません。)
db_securityadmin db_securityadmin 固定データベース ロールのメンバーは、ロールのメンバーシップを変更し、権限を管理できます。このロールにプリンシパルを追加すると、特権が意図せず昇格されることがあります。
db_accessadmin db_accessadmin 固定データベース ロールのメンバーは、Windows ログイン、Windows グループ、および SQL Serverログインのデータベースに対するアクセスを追加または削除できます。
db_backupoperator db_backupoperator 固定データベース ロールのメンバーは、データベースをバックアップできます。
db_ddladmin db_ddladmin 固定データベース ロールのメンバーは、すべての DDL (データ定義言語) コマンドをデータベースで実行できます。
db_datawriter db_datawriter 固定データベース ロールのメンバーは、すべてのユーザー テーブルのデータを追加、削除、または変更できます。
db_datareader db_datareader 固定データベース ロールのメンバーは、すべてのユーザー テーブルからすべてのデータを読み取ることができます。
db_denydatawriter db_denydatawriter 固定データベース ロールのメンバーは、データベース内のユーザー テーブルのデータを追加、変更、または削除することはできません。
db_denydatareader db_denydatareader 固定データベース ロールのメンバーは、データベース内のユーザー テーブルのデータを読み取ることはできません。

以上、簡単な説明でしたが「SQL Server 新規にログインアカウントを作成する」でした。

SQL Server 新規にデータベースを作成する

SQL Server 新規にデータベースを作成する

SQL Server の勉強をする場合、もしもに備えて仕事で使うデータベースやログインアカウントは使いたくないですね。
SQL Serverは簡単にデータベースやログインアカウントを作成できます。

基本的にSQL Serverの学習を行う際は、自前のPCにデータベースを作成し新規に学習ユーザーを作ることが、セキュリティ上からも間違えてデータベースを壊さないためにも良いです。

今回は新規にデータベース・Databaseを作成する方法を紹介します。
今回は新規データベース名を「Learning-db」と言う名前にします。

新規にデータベースを作成する

操作はとっても簡単なのですが、作成する権限が必要なので仕事先で作成する場合はデータベース管理者に相談してください。
自前で自分のPCにSQL Serverをインストールした場合は、saでログインするか、sysadminもしくはdbcreator権限があるか確認してください。
もし権限が無い状態で新規にローカルアカウントを作成すると以下のようなエラーになります。



新規データベース「Learning-db」を作成する

SSMS(SQL Server Management Studio)を立ち上げます。
作成したいSQL Serverを展開し、更に[データベース]を展開します。
既存のデータベースが展開表示されるので、新規データベースと同じ名前のデータベースが無いことを確認します。
[データベース]を右クリックしてコンテキストメニューを開きます。
コンテキストメニューの中から[新しいデータベース(N)]をクリックします。

新しいデータベース画面が立ち上がります。
データベース名を入力します。
※後から変更も可能です。
基本的に何も変更せずに追加を行えば良いのです。
しかし、もし使用領域の制限を設けたいなら「自動拡張/最大サイズ」で下のように設定してください。
また、右スクロールすると「パス」でデータベースファイルを作るドライブやディレクトリを指定できます。
テスト用のドライブやディレクトリに入れたい場合は変更します。
「追加(A)」ボタンはデータベースファイルを増やしたい時に使用します。
この辺りの設定はテストでは必要ないですが、実運用の際はパフォーマンスに影響を及ぼすため、後日説明したいと思います。
最後に「OK」ボタンをクリックしてLearning-dbを作成します。

使用領域の制限を設ける

「ファイルの最大サイズ」を次のサイズに制限を選択してMB単位で指定します。
下の場合は、1Gまで拡張出来るように設定しました。
「OK」をクリックして設定します。

新規に作成したLearning-dbが作成されているか確認します。
正常に表示されていればOKです。

データベースを削除する

必要が無くなったデータベースを簡単に削除できます。
※簡単に削除出来てしまうため、注意が必要です。

SSMSを立ち上げます。
SQL Serverを展開し、更に[データベース]を展開します。
既存のデータベースが展開表示されるので、削除を行いたいデータベースを確認します。
[削除したいデータベース]を右クリックしてコンテキストメニューを開きます。
コンテキストメニューの中から[削除(D)]をクリックします。

確認画面が表示されますので間違いがなければ「OK」ボタンをクリックします。
以上で(削除権限が有れば)データベースが削除されます。

データベース名を変更する

データベース名の変更も簡単にできます。
※簡単に変更が出来てしまうため、注意が必要です。

SSMSを立ち上げます。
SQL Serverを展開し、更に[データベース]を展開します。
既存のデータベースが展開表示されるので、名前の変更を行いたいデータベースを確認します。
[名前を変更したいデータベース]を右クリックしてコンテキストメニューを開きます。
コンテキストメニューの中から[名前の変更(M)]をクリックします。

下のようにテキスト入力可能になりますので任意の名前を入力します。

データベースのプロパティを確認する

データベースのプロパティを変更することで多くのカスタマイズが可能になります。

例えば、データベースの処理速度が重たくなって場合、別ドライブを追加し物理アクセスの負担を軽くする場合にファイルを増やして対応するなど。
ユーザー権限の設定もできます。
また、自動圧縮するしないとか照合順序を変更してカタカナ検索をカスタマイズするなど。
かなりのことができますので、勉強がてら壊しても問題のないテスト用データベースをカスタマイズするのも良いです。

以上、簡単な説明でしたが「SQL Server 新規にデータベースを作成する」でした。

SSMS とは

SQL Server Management Studio (SSMS) とは

SSMS(SQL Server Management Studio) は、SQL Server や Azure SQL Database の SQL インフラストラクチャを管理するための統合環境です。
SSMS には、SQL のインスタンスを構成したり、状況を監視したり、データベースを管理するためのツールが備わっています。
SSMS を使用して、アプリケーションで使われるクエリとスクリプトを作成したりすることもできます。

SSMSを利用すると、データベースがローカル コンピューター上にあっても、ローカルネットワーク上にあっても、クラウドにあっても、どこにあっても作業ができます。

SSMS は無料です。

SSMS の入手

SSMSはマイクロソフトからダウンロード可能です。
SSMS ダウンロード で検索すると一番上に出てくると思いますので、ダウンロードしてインストールしてください。

インストールは他のWebサイトに詳しく書いてあると思うので、各自でググってください。
このWebサイトにも「SQL Server 2017 Express エディション のインストール」に少し載せているので、良かったら参考にしてください。

無料ですので是非ともSQLの学習に役立ててください。

 

SSMSの使い方

SSMS は、SQL のインスタンスを構成したり、状況を監視したり、データベースを管理するためのツールで、アプリケーションで使われるクエリとスクリプトを作成したりすることもできます。
なので非常に多岐にわたる使用方法が有ります。

 

ここでは、SQLの学習のみに焦点をあてて、クエリを書くところまで説明します。

SSMS 起動

スタートから「Microsoft SQL Server xxxx」もしくは「Microsoft SQL Server Tools xx」を探し展開します。
その中から「Microsoft SQL Server Management…」を探しクリックします。

もしくは、検索にキーワード「ssms」を入力して「Microsoft SQL Server Management Studio」をクリックします。

 

新しいクエリ画面の表示

データベースのデータを操作するには「クエリ」を書きます。
SQL言語でデータ操作を行う文をクエリ画面に書きます。

SSMSを立ち上げると下のような画面が表示されます。
サーバーを確認して、データベースを展開します。
データベースをクリックして選択します。
メニューバーの「新しいクエリ(N)」をクリックします

 

クエリの入力と実行

大きな赤枠の部分にSQL文を記述します。
記述し終わったら、左上の「!実行」ボタンをクリックして、SQL文を実行します。
正常に処理されると、下に結果が表示されます。
エラーが発生するとその原因が表示されます。

 

以上、SSMSとは、でした。

SQL Server 2017 Express インストールエラー

SQL Server 2017 Express インストールエラー

SQL Server 2017 Express をインストール中に下のような画面が表示され、インストールが出来なくなりました。
今まで数えきれないほどインストールしてきたのですが、このような画面は初めてでした。

ちなみに、今回のPCは新規にwindows 10 ProをインストールしたてのPCでインストール直後に Windows Update されたかも不明でした。

 

とりあえず再起動が必要とのことで、再起動を行い実施したのですが同じ状況でした。

 

そこでWindows Update を実施しました。

まずは、「Windows の設定」画面を開きます。
Windows 10 の開き方は『Windows 10 「Windows の設定」画面を開くには』まで。
次に「更新とセキュリティ」をクリックします。

 

Windows Update の「更新プログラムのチェック」を実行します。

 

Windows Update の更新プログラムの確認が始まります。
更新プログラムが有れば自動で更新されます。
再起動などの必要が有る場合もあります。

 

今回のエラーはWindows Update を実行することで解消され、その後正常にインストールされました。
もし、SQL Server 2017 Express インストールエラーが出た場合、Windows Update で解消されるかもしれません。

以上、「SQL Server 2017 Express インストールエラー」の紹介でした。