020番号帯

020番号帯

020番号帯は、2017年1月1日に施行された「電気通信番号規則等の一部を改正する省令」によって新設された「M2Mサービス専用の電話番号」のこと。

M2Mとは「machine to machine (マシン ツー マシン)」の略で電子機器などの機械同士の通信を示しています。

この総務省の発表を受け、大手携帯会社は2017年10月以降に順次020番号を提供すると発表しました。
この背景には、090/080番号帯はすでに枯渇し、その後に割り当てられた070番号帯もそのうち無くなってしまうと言う予測が有るからです。

既にM2Mで繋がっている機器が存在していますし、これからも増える一方です。
人が使用するよりも独立した機械が通信機能を持つことの方が遥かに使用頻度が高くなってくることが予想されます。

家庭内の電子機器は、家に固定電話が有れば家の電話回線からインターネットに繋ぐことができます。
しかし電話回線を持たない家庭も増えてきています。
そんな時はポケットWifiのような機器を家に置くことになりますが、今までは090/080/070を使っていたものが020を使うようになります。
また、独立した機器といえば自動車がすぐに思い浮かびます。
自動車への搭載も020番号帯が使用されるようになります。

020番号帯は、普通の番号と同じように使用できますが、M2M専用にすることで現在の11桁から2桁増やして13桁として使用されることが(今後どうなるかわかりませんが)予定されています。その方が遥かに番号数を確保できるので。

020番号帯の通信費がどうなるかわかりませんが、安くなるといろいろ助かります。
ふと思ったことでした。。。

IX Web Hosting からメールが届きました

IX Web Hostingを検討している方へ報告です。
IX Web Hosting からメールが届きました。

ここから↓↓↓↓↓
Starting February 12, 2017 at 9PM EST, your services will be upgraded to a new server. This upgrade includes updates to backend services and new hardware resulting in improved stability, redundancy, and speed for your websites and email.

We expect this maintenance to be completed within 24 hours but this window may be extended as necessary. During the upgrade, it is likely that services will be unavailable for short periods.

You will not have to make any changes to your websites yourself as we will take care of everything for you and assigned IP addresses and server names will not change. Please check your sites after the maintenance window concludes to make sure that they work as expected and contact us immediately if you notice any issues.

We are in progress of upgrading many of our web, mail, and database servers, and you should also expect to see future notifications for upgrades to those services.

We’ve got our best team overseeing this move, and it is one we have experience with, so we expect everything will go smoothly. As always, if you have any questions, please don’t hesitate to contact us at any time.
ここまで↑↑↑↑↑

2017年2月12日午後9時(米国東部標準時間)からサービスが新しいサーバーにアップグレードされます。このアップグレードには、バックエンドサービスと新しいハードウェアのアップデートが含まれているため、Webサイトと電子メールの安定性、冗長性、スピードが向上します。

このメンテナンスは24時間以内に完了することが期待されますが、このウィンドウ?は必要に応じて延長することができます。アップグレード中、サービスは短期間ですが利用できなくなる可能性があります。

割り当てられたIPアドレスとサーバー名は変更されませんので、お客様のウェブサイトを変更する必要はありません。メンテナンス期間が終了した後、サイトが正常に機能していることを確認し、問題が発生した場合はすぐに我々までご連絡ください。

多くのWebサーバー、メールサーバー、データベースサーバーのアップグレードが進行中であり、これらのサービスへのアップグレードについて今後も通知があるでしょう。

我々はこの動きを監督する最善のチームを持っており、それは経験がありますので、すべてがスムーズに進むと期待しています。いつものように、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

と言う内容でしたが、何が変わるのが気になります。
Business Plus (Win)では、元々OSも「Microsoft Windows Server 2003」と公式サポートは 2015年7月15日に終了していますし。
サポート終了後は、更新とセキュリティ修正プログラムは提供されておわず、この OS を実行するデータセンターのコンプライアンスは失われたままです。

まぁ、それでも格安なので知ってて契約をした訳ですが、気になります。
それにしても、サポート切れのOSやツールを使うあたり、日本と違う自己責任の国なのかも。

以上、気になるメールが来てたのでIX Web Hostingを検討している方へ報告しました。

SQL SERVER 照合順序

SQL SERVER

照合順序

照合順序とは

SQL Server の照合順序とは、データをソートする際の文字の大小関係を比較する基準のことを照合順序 (collation) と呼んでいます。
例えば、「川」と「海」ではどちらが早く取得・表示されるのか、「あ」「ア」「ア」をソートする時どのようにソートされたいのかといった、文字の大小関係を決めているのが照合順序です。

また、ソートだけでなく検索でマッチするかどうかも照合順序で決まります。
「ア」「ア」を同じとみなすかどうかとか。

また、データのインデックス作成時にも照合順序は使われます。
インデックスの項目がキャラクタ( char, nchar, varchar, nvarchar, text, ntext)などの場合、項目の値順にインデックス行を並び替えるために使われます。

仕事で決まった順にソートして表示したり、該当するデータを照合抽出することは当たり前のことで、そのソートや照合する際に照合順序 (文字の大小関係) はとても重要な要素です。

で、照合順序の決め方なのですが、なんか複雑で良くわからないのです・・・

日本語照合順序の違い

ソート順、文字の大小関係の定義が違う。
辞書順に並び変えた場合の並び順が、使用している日本語辞書の順になることを表しています

Japanese_XJIS
Japanese Unicode 2.0(80), Unicode 3.2(90)に対応
Unicode 5.0(100)に対応
Japanese_Bushu_Kakusu 部首画数順、Unicode 5.0(100)に対応
Japanese_Unicode SQL Server 7.0 との互換性のためだけに残されています

単純に考えると、最新版のJapanese_XJISを使えば良いのかと思います。

日本語照合のバージョン

上で日本語辞書を指定し、次はコードのバージョンを指定します。

記載なし(80) SQL Server 2000, Unicode 2.0
90 SQL Server 2005, Unicode 3.2
100 SQL Server 2008, Unicode 5.0

要は、Japanese_100の指定はできないってことですね。
Japanese_XJISは100を指定しなくてもデフォルトで100なのかな?

日本語照合オプション

C : 大文字と小文字の区別
 CS(CaseSensitivity) 大文字と小文字を区別する
 CI(CaseInsensitive) 大文字と小文字を区別しない

A:アクセントの区別
 AS(AccentSensitivity) アクセントを区別する
 AI(AccentInsensitive) アクセントを区別しない
 ※日本語の場合は清音と濁音・半濁音の区別。区別しない場合は AI 。

K:ひらがなとカタカナの区別
 KS(KanatypeSensitive) ひらがなとカタカナを区別する。
 ※区別しない場合はオプションを指定しない。

W:1 バイト文字と 2 バイト文字の区別
 WS(WidthSensitivity) 1 バイト文字と 2 バイト文字を区別する。(w と w 等)
 ※区別しない場合はオプションを指定しない。

SC:Supplementary Character(補助文字)を認識するかどうかの区別
 オプションをしてした場合は、Supplementary Character(補助文字)を認識する。
 ※文字数を返す LEN 等の動作に影響する。
 ※区別しない場合はオプションを指定しない。

日本語照合オプション2

BIN:バイナリ並べ替え
 SQL Server 2000 以前の古いバージョンとの互換目的。
 (最初の一文字のみコードポイントで比較、以降はバイトごとに比較)

BIN2:バイナリ並べ替え
  すべての文字をコードポイントで比較する。

ざっと日本語を取り扱う場合の照合順序を抜粋して書いてみました。
人名や住所なのでソートや抽出を行う時に関与してきますので、抽出がおかしいときは見直してください。

以上、「SQL SERVER 照合順序」についての備忘録でした。

CSS floatの使い方

float とは

float は CSS のプロパティで、要素を包含ブロックの左右どちらかの側に沿うように設置し、テキストやインライン要素がその周りを回りこめるように定義します。要素はウェブページの通常のフローから外れますが、 (絶対位置指定 とは対照的に) フローの一部であり続けます。

これだけを読むと概念的で難しいですね……
でも、float を使って段組みをしたり文字を横に表示したり良く使われているテクニックですので、概念は置いておいて「どうのようにしたら、どうなるか」を経験的に覚えてしまうのも手です。

 CSS floatの使い方

floatは段組みを使う時によく使う、CSSレイアウトの基本テクニックです。
ぱっと見は解りづらいですし、思った通りのことが出来ないことも良くあります。
自分で簡単なCSSレイアウトを組んでみて、体感して使うことが覚えてしまう早道です。

何も指定しない場合

<div>
  <div style='background-color: red; width:100px;height:50px;'>テスト赤</div>
  <div style='background-color: blue; width:100px;height:50px;'>テスト青</div>
  <div style='background-color: green; width:100px;height:50px;'>テスト緑</div>
  <div style='background-color: yellow; width:100px;height:50px;'>テスト黄色</div>
</div>

上のHTMLをそのまま記述すると、DIV要素がそのまま下方向に流れて下のように表示されます。

テスト赤
テスト青
テスト緑
テスト黄色

 

float:left指定すると

右に流して表示する場合に CSS で float:left を指定します。

<div>
  <div style='background-color: red; width:100px;height:50px; float:left;'>テスト赤</div>
  <div style='background-color: blue; width:100px;height:50px; float:left;'>テスト青</div>
  <div style='background-color: green; width:100px;height:50px; float:left;'>テスト緑</div>
  <div style='background-color: yellow; width:100px;height:50px; float:left;'>テスト黄色</div>
</div>
<div style="clear:both"></div>
テスト赤
テスト青
テスト緑
テスト黄色

float:left 指定をすると上のように、右方向に流れて表示されます。

 

FLOAT:RIGHT指定すると

左に流して表示する場合は CSS に float:right を指定します。

<div>
  <div style='background-color: red; width:100px;height:50px; float:right;'>テスト赤</div>
  <div style='background-color: blue; width:100px;height:50px; float:right;'>テスト青</div>
  <div style='background-color: green; width:100px;height:50px; float:right;'>テスト緑</div>
  <div style='background-color: yellow; width:100px;height:50px; float:right;'>テスト黄色</div>
</div>
<div style="clear:both"></div>
テスト赤
テスト青
テスト緑
テスト黄色

しかし、全体が右寄りになってしまっています。これを全体を左にしながら左に流すには、親の DIV要素を float:right; 指定します。

<div style='background-color: black; float:left;'>
<div style='background-color: red; width:100px;height:50px; float:right;'>テスト赤</div>
  <div style='background-color: blue; width:100px;height:50px; float:right;'>テスト青</div>
  <div style='background-color: green; width:100px;height:50px; float:right;'>テスト緑</div>
  <div style='background-color: yellow; width:100px;height:50px; float:right;'>テスト黄色</div>
</div>
<div style="clear:both"></div>
テスト赤
テスト青
テスト緑
テスト黄色

 

良くある段組みの作り方

次に良くある段組みの作り方を紹介します。
これはテーブルなどで作ってその中に要素を書いていく手も有るのですが、DIV要素の段組みを使うことこのようになる例です。

<div style="width:400px; clear:both;">
  <div style='background-color: red; width:200px; height:50px;'>ヘッダー</div>
  <div style='background-color: blue; width:100px; height:100px; float:left;'>メイン</div>
  <div style='background-color: green; width:100px; height:100px; float:left;'>右サイド</div>
  <div style='background-color: yellow; width:200px; height:50px; clear:left;'>フッター</div>
</div>
<div style="clear:both"></div>
ヘッダー
メイン
右サイド
フッター

ちなみに、フッターをそのまま float:left にしたり何も指定しないと、簡単に段組みが崩れます。
しなみに clear:left を入れずに作るとこのようになります。分かりやすく表示するためにわざと黄色の領域を大きくしてはみ出させて表示しています。
下のサンプルコードで確認してみてください。

ヘッダー
メイン
右サイド
フッター
<div style="width:400px; clear:both;">
  <div style='background-color: red; width:200px; height:50px;'>ヘッダー</div>
  <div style='background-color: blue; width:100px; height:100px; float:left;'>メイン</div>
  <div style='background-color: green; width:100px; height:100px; float:left;'>右サイド</div>
  <div style='background-color: yellow; width:210px; height:150px;'>フッター</div>
</div>
<div style="clear:both"></div>

試行錯誤で試すとなんとなくわかってくると思いますので、最初は簡単な段組みから徐々に複雑な段組みへと挑戦してみてください。

ここまでがレイアウトの基本です。
複雑な段組みはこれらの応用ですので、まずは基本のレイアウトをしっかり把握しておきましょう。

以上、CSS floatの使い方の備忘録でした。

カテゴリー: CSS